アレコの日記

アラフィフ/団塊ジュニア/42歳で高齢出産/年長児1人/フルタイムワーク/都内在住のアレコが、アラフィフの日々のなかで、考えたこと、やってみたこと、おすすめしたいことなどを書いていきます。

妊娠糖尿病(重め)の私が、妊娠中に学んだこと。

42歳後半出産、初産、普通分娩(最終的に鉗子を使う)の私の妊娠糖尿病のあれこれを、まとめます。

(※)あくまでも私の個人的な経験と感想ですので、参考程度にお読みいただけたらと思います。


●血糖値測定、インスリン注射には、(ある程度)慣れる。

注射大嫌いで針を見るだけで血の気が引くのですが、それでも仕方ない1日4回、血糖測定とインスリン注射をしました。
そして、慣れました。

結局、針とか注射には慣れなかった(今も大嫌い)けれど、「どこに刺すか」ということに熟練してくるのですね。
多分、みなさんそれぞれにmy own wayを編み出していくと思いますが、私の場合は、こんな風でした。

血糖値測定 → 指の先のこの位置だったら、それほど痛くない上に、よく血が出るよね、という場所を知る。

インスリン注射 → おなかまわりについている肉(涙……)をつまみ、そこに、垂直に刺す。その際、刺すところは見るが、頭の中で歌を歌うなど、気をそらす。

毎日4回もすることなので、早いうちに、自分なりのペースとか技をつかむのが一番だと思います。
同じ思いの方々、がんばれ! いつかは終わるから!

●食事日記

毎日、食事日記をつけました。
それを、1か月に1回くらい、担当の先生に見せて、相談したり。
(もちろん、写真は撮っておくけれど、プリントアウトするのは診察の前日夜。慌てて切り貼りしていました……。)

●外食は、ブッフェにいく!

気分転換も兼ねて、外での食事をする機会を増やしました。
事前に「ちょっと食べ過ぎてしまいそうかも」というときには、勇気をもって、食前のインスリン単位(量)を少し上げておく、という荒業もやってみたり。
これがいいことなのかわからないけれど、大好きなブッフェ(ロウリーズ!)では、2~4単位増やして臨み、食後の血糖値120を超えなかった、ということが2度ありました。
気持ちとしては「よし!!!」というとてもポジティブな感じです。

●「賢者の食卓」を使う。

ちょうど私が妊娠糖尿病だったころ、CMでも流れ始めた「賢者の食卓」。
これは、妊娠糖尿病の人のためのものではないのか! と気持ちが高まり、次の診察の際に、糖尿病外来の先生に使用してもいいか尋ねたところ「全然いいですよ。問題なし。これで安定した血糖値になればそれが一番」と言われたので、それからはもう「賢者の食卓」様様!
一体何箱買ったことでしょう。
高かったけど。

上述したブッフェの時にも、インスリン量を増やしただけでなく、賢者の食卓も摂取しました。
ただし、この2つの技によって血糖値が下がりすぎては危ないので、こういう技は、妊娠後期あたり、自分の血糖値上昇のおおよその感覚がつかめてからの方がいいと思いますし、自己責任で。

●食べ過ぎたら、歩く!

とにかく、「食べ過ぎたな」と思ったら、食後すぐに歩くこと。
寒かったり暑かったり花粉が飛んでいたりと外に行くのが億劫なことも多いですが、そういうときは、「その場足踏み」です。
テレビを見ながらとかで全然OKなので。
気軽に、そしてすぐに! が大切だと思います。

インスリン単位(量)を増やすことを恐れない。

特に妊娠後期ですが、それまで効いていたはずのインスリン単位(量)では、それまでのような成果が表れず、単位(量)を増やしていくことになります。
私は、「インスリンの単位(量)を増やす」たびに、ちょっと大きめの敗北感のようなものを味わいました。
本能なのかな、「インスリン単位(量)は少ない方がいい」という思いがあり、どうしても増やさない方向で頑張ろうとしてしまう。

ですが、妊娠後期になるにしたがってインスリンの単位(量)が増えるのは当たり前だそうなので、ここで変な抵抗をしないで、躊躇せずに2単位とか増やすのがいいと思います。

私は躊躇したばかりに、食事制限をきつくしてブルーになったりしました。
食事制限をして栄養を摂れないのでは、おなかの赤ちゃんにとってよくありません。
ここは、勇気をもって、インスリン単位(量)を増やしましょう!
私の通っていた病院の先生も、「量は気にせずに、増やしていけばいいんだよ」と言っていました。

●血糖値に、一喜一憂しすぎない。

血糖値の数値、一喜一憂してしまうんですよね。
低めだった時には大いに喜び、自分を誇りに思いたいですし、
高すぎたときにも、あまり気にしない、というのが大事だと思います。

「高かった……」と気に病むより、すぐにできることをする!
たとえば、「その場足踏み」とか。
1歩1歩踏みしめるたびに、「ああ、これで少しは解消されていくかも」と少し気持ちが戻ってきます。



繰り返しますが、(※)あくまでも私の個人的な経験と感想ですので、参考程度にお読みいただけたらと思います。
具体的な数値とか、食べたものとかは、また次回以降のブログに書きますね。
妊娠糖尿病は、数か月後には終わります。
数か月、がんばってくださいね!

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