アレコの日記

アラフィフ/団塊ジュニア/42歳で高齢出産/年長児1人/フルタイムワーク/都内在住のアレコが、アラフィフの日々のなかで、考えたこと、やってみたこと、おすすめしたいことなどを書いていきます。

【子どもの習いごと】一度決めて落ち着いたら、年度内はほかの習いごとのことは、考えない。

年中さんのうちの子どもは、現在、音楽教室と体操教室に通っています。
音楽教室は年中さんになった5月から、体操教室も7月くらいからスタートしました。

この2つを選んだのは、音感と体感など身体的なものに関しては、小さいうちに親ではない先生に教えてもらったほうが、のちの人生に有効なのではないかと思ったからです。
今のところ、どちらも楽しそうに通っているので、この2つの教室には満足しています。

ほかのお子さんの習いごとが気になる私……

うちの子は保育園に通っているのですが、年中さんの年になると、お友達同士で結構な量の情報交換をするので、夕飯の時に、「〇〇ちゃんは、今日くもんなんだって」と教えてくれたりします。
「くもんって何?」と聞くと、「べんきょうなんだって」と教えてくれます。
へえー、年中さんってそんなことまでお話しているんだーと、ちょっと興味津々。

と同時に湧き上がってくるのが、「もう、公文に通っている子がいるんですか!」という焦りです。
年中さんが公文でどんなことをしているのかわからないので、まずは調べてみました。

KUMONには、幼児さんにも楽しく学べるプリント教材がそろっており、この教材を使って言葉や数に親しんでいくことから始めます。これらの教材はどれも、小さなステップで少しずつ先へ先へと進むことができるようになっています。

例えば「さんすう」教材は、教材の絵を指さして、読むこと、数えることからはじまります。そして、1~10まで、~20まで・・・と、数唱や数える力をまず伸ばしてから「たす1」へと進んでいきます。「こくご」教材では、新しい文字や言葉が、次々に出てきます。読む力、語彙の力を十分つけながら、書くことや文の練習へと進みます。

まだ鉛筆で書くことに自信のないお子さまには、「書きたい…」という気持ちがふくらむカラフルなイラストがいっぱいの「ズンズン」教材があり、このズンズン教材を使って、運筆力や筆圧を高めます。

https://www.kumon.ne.jp/gakunen/nenchu/index.html

ふむふむ、これなら自分でワークを買ってきてやればできる感じかな、と判断し、ちょっと安堵。
もちろん、親ではない先生とともに勉強するメリットもあると思いますが、ひとまず現状では、「公文に通わなくても大丈夫」と気持ちが落ち着きました。

漠然と「他のお子さんたちはなんだかすごいことをやっている」と思うと焦るけれど、調べてみたら落ち着くわけですし、そもそも「他のお子さんたちと比べるな自分!」と自分を叱咤したい。

年中(4歳)って、どんな習いごとをしているのか。

ということで、ネットで調べてみたところ、1.水泳、2.英語、3.体操、4.音楽教室……とのことでした。
(以下で調べました)
kodomo-booster.com


「ああ、たしかにー、わかるわかる」という習いごと群ですね。

5位の「幼児教室」って何だろう。
と検索すると……、もしかしたら地域差はあるかもしれませんが、うちの周りの幼児教室は小学校受験用の教室でした。
なるほどー。

9位には「そろばん」も入っているんですが、そろばん、4歳からできるんですね。


親に基本的に装備された感情 = 「心配」

なぜ私は、「他のお子さんたちはなんだかすごいことをやっている」と思うと焦ってしまうのでしょうか。

それは多分、うちの子どもが、他のお子さんたちにおくれをとってしまうのではないか」という心配から来ているように思います。
親に基本的に装備された感情である「心配」の、バリエーションのひとつのような気がします。
本能的な感情に近いので、わけもなく揺さぶられます。

でも、私も夫も、子どもには「自分の好きなこと、自分の道を見つけて、自分らしく生きてほしいな」と思っています。
学校が合わないなと思ったら、今はオードリー・タンのような例もあるし、日本にもN高とかS高があります。そういう方向でいいじゃん、と。
https://nnn.ed.jp/

習いごとは、子どもの気持ちを大切にする。

うちの子は、初めての習いごととして水泳教室に入ったのですが、2か月でやめました。
保育園のお友達もいて楽しそうではあったのですが、プールが嫌いだとのこと。

親としては「基本的な泳ぎをマスターしてほしい」と思っちゃったりしますが、まだ4歳。無理に通わせる必要はないなと、2か月(通ったのは2回)で退会しました。
その後入った体操教室は、嬉々として通っています。
子どもにも合う合わない、好き嫌いがあるし、それを尊重したいです。

その時思ったのは、嫌なことを無理強いしない、ということ。
2か月分お月謝を払ったんだから、その分はいかないともったいない、とか思っちゃうのですが、その気持ちはぐっとこらえて、子どもの気持ちを大事にしよう、大事にしたい、と思います。
子どもに理由を尋ねても、いまいちわからないこともあります。
でも、まだ年中さん。私たちだって自分の気持ちをうまく言語化できないことも多いのに、子どもにそれを望むのは酷なこと。
まだ年中さんですから、嫌なものを続けるより、好きなことを見つける方向で行きたいと思っています。

親にとっては、ぐっと我慢するところなのかもしれないですよね。
何か言ってしまいたくなるけれど、ぐぐぐっと我慢します。

自分の子どものころと比べない。

こうやって揺れるのにはもう1つ理由があるようにも思っています。
それは、私が小さいころ、たくさんの習いごとをしたということ。

たとえば、上述した音楽教室にも体操教室にも公文にも、私は通った経験があります。好きだったものもやめたくて仕方なかったものもあるのですが、どれもそれなりに意味があったと思っているんですね、今は。

困ったー。
ただ、たくさんの習いごとに通えたのは、母親が専業主婦で、子である私が保育園ではなく幼稚園に通っていたからできたことだったのではないかとも思うのです。

そもそも、平日にいろいろな習いごとに引率する時間が、今の私にはありません。
捻出しようと思えばできなくはないけれど、それでは、私の仕事、家事、さらには気持ちに余裕がなくなります。
お月謝も結構かかりますしね。

一度決めて落ち着いたら、年度内はほかの習いごとについて考えない。

周りに揺るがされずに、自分と夫の視点で、この子に合った(子どもややりたい、もしくはやってみたら子どもに合っていそうだと親が感じ、さらに子ども自身もやりたがっているもの)ものだけでいいな、と改めて心を決めました。

そして、今のうちの子のように、
・水泳はだめだったけれど体操はOK、音楽教室もOK、で楽しく通っている
・年中さんだし、習いごとは2個で十分と考えている
のだったら、もう、今年度内は、ほかの習いごとについて目移りさせない、と決めました。

選択肢があると思うから、揺れるんです。
だったら、「これ」と決めよう、と。
年長ではこのくらいの習いごとをしたいな、と考えるのなら、年末くらいから少しずつ考えればいいかな。

音楽教室に入るのに、すでにいっぱい、と言われた経緯は、以下から。

子ども、親のどちらも無理なく楽しく通える習いごとを!

親の不安の解消のためではなく、こどもの満足や充実のために選ぼう。
そのためには、習いごとの数ではなく、習いごとの選定やその充実ぶり(それを楽しく思うこと、好きになること、上手になること)を追求しようと思います。
それと、引率する夫や私の楽しさも大事ですね。
気持ちも体力的にも資金的にも無理なく通わせられて、「子どもの習いごとを自分たちも楽しむ」くらいの気持ちでいられるものを、と、自戒を込めて。

ということで、音楽教室ために毎日……は無理だな、2日に1度(希望)はピアノの練習を一緒にしようと思います。
ピアノ、楽しいよ!
がんばれ、私!

おまけ

この本、Audibleで聞いたのですが、すごくよかったです。
オードリー・タンの本はいくつも出ているので、他も読もうと思います。