アレコの日記

アラフィフ/団塊ジュニア/42歳で高齢出産/年長児1人/フルタイムワーク/都内在住のアレコが、アラフィフの日々のなかで、考えたこと、やってみたこと、おすすめしたいことなどを書いていきます。

日本中、世界中のどこの学校にも通える今、どの小学校に通えばいいのかという問題。

先生たちとの温かな交流のある学校っていいな、という思い。

宮下奈都さんの『神さまたちの遊ぶ庭』という本が好きで好きで、何度も繰り返して読んでいます。
北海道の山深いところで1年間家族とともに暮らした話。
どのエピソードも素敵だし、全ページ好きだーと言いたいくらい好きなのだけど、その中で1つ好きなところを挙げるとしたら、学校がとてもいい、ということです。
中合わせても数人の、山の中の小さな学校が出てくるのですが、給食は全部学校で手作りでとてもおいしいと読んだ時から、この学校に通いたい……というのは無理だけど、子どもを通わせたいと思っています、結構本気で。
小さな学校なので、先生たちが子どもたちととても丁寧に触れ合っているのも、すごくいいです。

地方へ移住したいような気がする。

という具合に、この本に大変感化されている私は、私たち家族(夫・私、年中の男児)の地方への移住もありなのかもしれない、と思っています。

うちの子どもは年中さんなので、小学校入学までは、まだあと1年半もあります。
とはいえ、引っ越すとなると、仕事をどうするのか、家は? などなど、いろいろと準備も必要なので、そろそろ本腰を入れて考えた方がよさそうです。

移住が視野に入ってきたのは、中学校受験を考えていないから。

なぜ年中さんの時期に移住を考え始めているのかというと、それは、中学受験が迫ってきちゃうからです。

まだ年中なのに?と思われるかもしれませんが、現実問題として、このまま地元の公立小学校に行くと、早晩、中学受験の波がざっぶーんとかかってくると思うんです。
中学受験する子も少なくなさそうな地域なので。
都心の中学受験は、親がつきっきりだというし、小学校3年生の終わりから塾通い(希望の塾に入るには、小学校1、2年生から塾通いが必要なことも)と聞きます。

私と夫はともに地方出身だということもあるかもしれないのですが、熱心に塾通いをする小学生時代、というものは、あまりうまく思い描けません。
都心での中学校受験をしようという思いが、ないのです。

となると、このままここで小学校に入っていいのか、というような気持ちにもなります。
もちろん、小学校に入った後、途中でどこか別の地区に引っ越してもいいのだけど。

移住したい気持ちになったり、都会がいいと思ったり。

ネットでいろいろ見ていると、移住いいよねーと思うこともあります。

たとえば、このnote。
note.com
小田原に急に興味がわいています。

同じころ、こういうnoteも読みました。
note.com
これを読むと、移住とは真逆の気持ちになったりもします。
今はオンラインでいろいろなことができる、とはいえ、やはり同調圧力とか読まねばならぬ空気とか、そういうものはあると思います。
私も地方出身なので、よくわかります。

選択肢が増えたことで、生まれた悩み。

オンラインでさまざまなことができるようになり、便利になったからこそ、日本中の、もう少し言えば世界のどこの学校にも通うことができます。
贅沢なことですが、選択肢が増えた分、悩ましいですね。
とはいえ、人生は選択の連続。
この年末くらいまで少し真剣に、小学校やその先についてのことを、もう少しくっきりと考えたいと思っています。