アレコの日記

アラフィフ/団塊ジュニア/42歳で高齢出産/年長児1人/フルタイムワーク/都内在住のアレコが、アラフィフの日々のなかで、考えたこと、やってみたこと、おすすめしたいことなどを書いていきます。

子どものいる家庭としての、災害への備え。(東日本大震災から10年目の今日に)

東日本大震災から今日で10年目。
そのころ私は、横浜に住んでいました。
まだ独身で、フリーランスで仕事をしていたのですが、その日は特に何もなく、ぼんやりと自宅で本を読んだりしていました。

ソファで熱いお茶を淹れ、さて飲もうか、と言うときに大きな揺れにあいました。
ちょっと多めにいれていたお茶がこぼれちゃう、とあわててお湯のみを持ち上げて、揺れの中お湯をすすりました。
ちょっと大きめの揺れだったので、すぐに窓とベランダのドアを開け、NHKをつけ、さらにツイッターを開きました。

しばらくすると、ものすごく大きな地震だったとわかったため、夕方以降と思っていた買い物を、少し繰り上げてスーパーへ向かいました。
多分16時くらいだったと思います。
余震が怖かったのですが、食べ物があまりなかったので。
一人暮らし、近くに友人はいない、フリーランスで仕事をしている、という状況では、自分で何とかするしかないですよね。

スーパーでは、すでに地震後の片づけが済んでおり、ワインの瓶などが倒れて割れたあたりは、人が入らないようにロープを張っていました。
すでにカップめんや飲み物の棚は品薄になっていた記憶があります。
スーパーの帰りには銀行のATMに行き、念のため、数万円を引き出しました。

10年後の今、夫と4歳児とネコのいる生活に

あの頃には会ったことのなかった人や動物と家族になり、東京の分譲マンションで暮らしています。
当時とは異なり、マンション内の人たちや保育園の保護者たちなどとのちょっとした交流もあるため、10年前より地域に知り合いの多い生活です。
実は大型スーパーも自宅からとても近く、便利です。

ですが、10年前と同じなのは、「災害に備えていないこと」。
普段の食事ために、レトルトや缶詰、白米パックなどの少しの貯蔵はありますが、水分はなにも用意していません。
子どものための防災グッズなども、準備しなくては、と思ったままもう4年以上が経ってしまいました。
さらに、家には猫が1匹います。
もし大きな災害がおこっても、猫には状況がわからないですよね。
いつものエサといつものトイレの砂を、少し多めに準備しておく必要もありそうです。

今日、考えたり決めたり相談したりしておくべきことを、まとめておこうと思います。

部屋の家具の配置

フリーランスで自宅にいることの多い私にとって、自宅の家具の配置は、重要な懸案です。

1)普段いることの多い場所・・・リビング(兼仕事場)
私が座っている場所には、自信で落ちてくるものはありません。
よし!

2)寝室
家族が1日7,8時間はすごす場所ですので、こちらのは家具の配置も重要です。
今はひとまず大きなものはおいていないので、大丈夫でしょう。

3)地震がきたらどこを開けるか
地震への備えが声高に叫ばれる東海地方で生まれ育ったので、学校時代はそれはそれは頻繁に避難訓練をしてきましたし、大地震への知識を十分に与えられて育ったほうだと感じています。
そのため、地震が来たら、身の安全を第一、その後は外に出る(出口確保)、と叩き込まれています。

今の家の場合、揺れが収まったら、玄関かベランダの、どちらか近い方をまず開けます。
それから可能ならば、もう片方もあけようと思います。

家族との連絡手段

夫は、歩いたら数時間かかる場所で仕事をしています。
そのため、もし平日の日中に大きな地震が来たら、私が子どもを保育園に迎えに行くことになります。

保育園でも毎月不定期に、防災訓練をしています。
さまざまな時間帯に突如行っているようで、先日は、夕方私がちょうどお迎えに行ったときに、「地震です、地震です」と先生方が大きな声で喚起し、子どもたちは、大きな子も小さな子も皆、すぐにその場で「ダンゴムシ(のポーズ)」になっていました。
(ちょっとかわいらしかったです)

そうしたこともあり、保育園のことは信頼しているので、余震が続くうちは様子を見て、でも出かけられるようになったらすぐに迎えに向かいます。
できるだけ危なくない道を選んでいこうと思います。

夫とは、すぐスマホでやり取りすると思いますが、万が一連絡がつかなかったときには、近くの小学校へ行くことを決めています。

猫を連れた避難について

そして、猫です。
今の今まで、猫との避難について考えたことがありませんでした。
猫も置いていけません。

自宅近くの避難所が猫を連れて行っていいのかどうか……現時点ではわかりませんので、このあたり、夫と話しておこうと思います。

もし猫連れ避難が可能なら、こんなサイトがありました。
neco-necco.net

自宅で数日過ごせるだけの飲食料、生活用品の備え

首相官邸のサイトによると、以下のものが必要だそうです。

・飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)
・非常食 3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
・トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロ など
 ※ 大規模災害発生時には、「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。
 ※ 飲料水とは別に、トイレを流したりするための生活用水も必要です。
  日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつも張っておく、などの備えをしておきましょう。
災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~ | 首相官邸ホームページ


知っています。
知っているのですが、何もしていませんでした。
子どもも生まれたし、きちんと備蓄しなければ、と思って4年以上が経過しています。

トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロ(ガスボンベ複数も)は、問題なさそうです。
食べ物も、普段の食事のためのレトルトや缶詰、白米パックなどは少しありますが、とても1週間分には及びません。
3月中にすべてをそろえようと思います。

非常持ち出し袋の準備

こちらも、かなり不安です。
なにかの景品で、5つくらいのプレゼントから1つ選べるというようなときに、「非常持ち出し袋」をいただいたことが3度あり、それらの中身を出して、他に必要そうなものと併せて、使わなくなったリュックサックに詰め込んでいます。

中身は、
・タオル各種
・トイレットペーパー1つ
・寒さよけの銀色の毛布代わりのもの3つ
・笛
・生理用品
・捨てようと思っていた下着類(夫と私のもの)
・マスク
・絆創膏
・わりばし(たくさん)
くらいでした。

先ほどと同じく首相官邸のサイトによると

・飲料水、食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
・貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
・救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
・ヘルメット、防災ずきん、マスク、軍手
・懐中電灯、携帯ラジオ、予備電池、携帯電話の充電器
・衣類、下着、毛布、タオル
・洗面用具、使い捨てカイロ、ウェットティッシュ、携帯トイレ
  ※乳児のいるご家庭は、ミルク・紙おむつ・ほ乳びんなども用意しておきましょう。
 (災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~ | 首相官邸ホームページ)


こちらも3月中に揃えます。

災害に関する備えについてのサイトは、いくつもあります。

今回はこちらを参考にしました。
www.kantei.go.jp


「東京防災」もとても有用ですよね。
災害時などにはツイッターで「東京防災」の該当ページがシェアされてきたりして、とてもいいなと思っています。

日本語だけでなく、英語/中国語(簡体版)/中国語(繁体版)/韓国語版 もありますね。
(下のリンクで飛んだページの中ほどに)
www.bousai.metro.tokyo.lg.jp

「東京防災」日本語版(PDF)

https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/008/074/202004071.pdf


あと1時間ほどで、東日本大震災の14時46分になります。
どうか、これからの日々が、世界中の子どもたちの笑顔が曇らないものでありますように。