「更年期っぽいアラフィフ女性」な私の日々を、Apple Watchが明るくしてくれている話。
最初に。私は、パソコンの新規設定は億劫だし、スマホを新しくしたくても、移行作業を想像すると今のスマホでいいや、と思うタイプです。
そんな私は、今年6月にApple Watchを使い始めました。なので、使用歴は半年くらいになります。
なぜApple Watchにしたのかというと、「歩数計」がほしかったから。そして、スマートウオッチのなかでもかっこいいっぽいから。そんな理由です。
ですが、使い始めて半年くらい経った今、「予想していなかったApple Watchのよさ」をじわじわと感じるようになっているので、「更年期っぽいアラフィフ女性」としての視点から、Apple Watchのよさをご紹介します。
(それまではシャオミ―のスマートバンド7を使っていました。1回の充電で14日くらい持つし、スマートウオッチ最初の一歩として、とてもいい製品だと思います。)
これに何度も助けられた! 生理周期の記録
今日一番お勧めしたいのが、生理周期がわかること、です。Apple Watchに限らないと思いますが、スマートウオッチでは、生理周期を記録してくれるのが、めちゃくちゃ便利。
私の話ですが、3,4日前、ちょっと下腹部を重く感じました。
生理の3日前くらいの下腹部感だったのですが、私の記憶や感覚がたしかならば、生理はあと2週間くらい先のはず。
てことは、なにか婦人科系の不調? もしかして大きな病気だったらどうしよう……的な暗い思いがぐるぐる~。そんな数日を過ごしていたのですが、今朝トイレに行ったら、生理が始まりそうな雰囲気でした。
真っ先に思ったのは、「きっと、更年期だから、生理周期が乱れてるんだ」ということ。「ああ、数日前は下腹部が重かったし、生理周期も乱れ始めたし、年齢っていうのはこういうものなのかー」とちょっと沈んだムードになってきました。
ところが!
「生理開始」とチェックしようと、Apple Watchの生理周期アプリを開いてみると、なんとなんと、「生理開始予定」は「今日」となっていました。
おおおおおおーーーーー!!
私の記憶も感覚もたしかじゃなかったー。そんなことは知っていたはずなのに、なぜ生理周期だけは自分の記憶と感覚がたしかだと思ってしまっていたのか私は。しかも周期がずれたと思い込み、それを更年期のせいにしようとしていた、とは!
数日間のぐるぐるとした懸念を、Apple Watchの生理周期アプリがすべて払拭してくれましたーーー!
ちなみに、私はメモ魔です。でも生理周期について、手帳などにあまりちゃんとメモできていません。
それは、「生理が来た」と思った時、つまりトイレにいる時に、手元に手帳がないから。そして、トイレから出ちゃったら生理についてメモしようということを忘れちゃうから、です。
でも、スマートウオッチはトイレにもしていくので、「あ、生理始まった」と思った時に、すぐに「生理スタート」的なものをピッとすれば、ちゃんと記憶してくれているのです。ああ、スマート。
日々ちゃんと体を動かせているか(動かせていないけど)が可視化される。
1番いいのは、歩数がわかること。
日々の運動量がなんとなくわかる、っていう、自分をちゃんとわかっている感が得られて、なんかちゃんと生きている手ごたえがあります。
ほかには、1時間座ったままでいると「スタンドしましょう!」的なポジティブな働きかけがあること。そして、はーい、と立ち上がってちょっと動いたりすると「よくやった!」的に褒めてくれるんです。
この「褒め」がちょっと嬉しい。
記憶力が不安なアラフィフの強い味方の「リマインダー」
ちょっとしたことをリマインダーにメモしています。
いま40個もメモがありますが、上から
・刺繍
・東京で行っておきたいところに行っておく
・美術館に行く
・電動歯ブラシ
・鉄分を意識
・縄跳び
・・・といった感じで、バラバラ。
でも、書いた私は、何のことがわかります。
ふとした時にメモしたり見てみたり。なかなかいいです。
睡眠時間計測アプリもいいんです。
記憶や感覚がたしかにならないお年頃の私には、睡眠時間計測アプリも大変に役立ってくれています。
800円で買った「Auto Sleep」というアプリです。800円って高いなって思ったんですけど、いい!
たとえば、昼間、「なんか今日だるいなー」とか「今日なんとなく力が出ないな」なんていうとき、不調の原因を思いめぐらせます。
最近は「もしかしたら更年期だからかな」と、さっきの生理の話と同じく、なんでもかんでも更年期と結び付けがちでもあったり。
そんなとき、「昨日ちゃんと寝たのになぁ」と睡眠アプリを見てみると、「睡眠時間:5時間50分」とかだったりするんです。少ない! 7.5時間は寝たい派なのに。
そうなんです、「昨日ちゃんと寝たのになぁ」という記憶も感覚も、あてにならないのです。アラフィフはそんなお年頃ですから。
ほかにも、ウォーキングの時に1キロ歩くと静かにぶるっと震えて、「この1キロの所要タイム、速度、心拍数」などを教えてくれるのも、地味に励みになっています。
まあ、その数値も、その場限りで記憶がキープされないのですが、きっとApple Watchのどこかに蓄積されたデータとして静かにねむっているのでしょう。
ということで、更年期に入ったのかもしれないアラフィフな私の日々を、Apple Watchは明るくしてくれています。
最後に、私が使っているApple Watchは、シリーズ7の41mm。
ベルトを買って付け替えたりするのも、気分が変わって楽しいです!