アレコの日記

アラフィフ/団塊ジュニア/42歳で高齢出産/年長児1人/フルタイムワーク/都内在住のアレコが、アラフィフの日々のなかで、考えたこと、やってみたこと、おすすめしたいことなどを書いていきます。

偶然隣に座った人に話しかけるのって、気持ちいい(高齢出産でよかったなあと思うこと)

42歳で第1子を出産したので、まあまあの高齢出産に入ると思います。

出産前は、子どもは大丈夫だろうかとか、自分の体は妊娠期間、出産時を耐えられるだろうかとか不安になったけれど、とはいえおなかのなかで子どもは大きくなるし、出産時期はやってくるしで、前にしか進めない時間の流れのなか、どちらもそれなりに終了。

あの不安のなかにいたころは、ネットで「高齢出産のメリット、デメリット」といった記事も読みました。ただ、だいたい想定の範囲内のことばかりで、早く産んでも遅めに産んでも、それぞれにいろいろあるよねーという感じでした。

「高齢出産」でよかったとしみじみ思うこと。

そんな高齢出産、その後の育児を6年ほど過ごした今、私が「高齢出産でよかったなー」としみじみ思うことがあります。
それは、「周りのお母さん方に気軽に話しかけられること」です。

現在49歳になった私は、気づけば、知らない人に声をかけるのが、以前ほど苦ではなくなっていたんです!
そう、「ザ・おばちゃん」なんです。いい意味で(笑)。

同じ境遇の人に、話しかける。

たとえば、先日の小学校の新入生保護者説明会。引っ越し先の小学校なので、知っている人がいない状況でした。

その説明会の最中、自分の左右と後ろのお母さん方をこっそりと観察。そして、1人参加っぽくて、話かけても大丈夫そうな、そして自分とタイプが違わなそうな人に、「これ、わかりますか?」とか笑顔で話しかけました。

その方も気さくにいろいろと話してくれたので、とても気持ちよく過ごせました。よかったー!
さらに、その方と2人でもわからないことがあったので、近くの方に話しかけ、3人でいろいろお話したりも。
そのおかげで、引っ越し先の地域のこともいろいろ教えてもらえたし、入学式への不安もかなり軽減されました。

おばちゃんになって(いい意味で、ってしつこい?)

おばちゃんになってよかったことのひとつ。それは、人に話しかけるのが以前よりスムーズにできるようになったことですね。本当にラクです。

勝手な想像ですが、多分他のお母さんたちも、1人参加でドキドキしているかもしれないですよね。そんなときに話しかけられたら、すごく気が楽になるんじゃないかなと思っています。知らない人ではあるけれど、「子どもが同じ小学校の同じ学年」という同じ属性の人にだったら、話しかけられても大丈夫ですよね。

しかも、おばちゃんというのは経験もある程度あるので、手あたり次第に話しかけたりはしません。ちゃんとある程度、話しかける人を選んでいます(という言い方はよくないけれど)。だからこそ、高確率でいい方とお話ができるんですね。

ということで、こういう場での「話しかけ」は、自分にとっても相手にとってもいいんじゃないかと思うようになりました。

というのが、高齢出産したことで、他の保護者よりも年上(おばちゃん)だからこそよかったなあと思うことですね。

年齢に関係なく、周りの人に話しかけられたら‥

カナダに行ったとき、電車の中で楽しく話をしているおじさんと若者がいました。
仲いいんだなーと思っていたら、ある駅に着いたとき「じゃ、僕はここで降りるので。ありがとう、いい時間だったよ」と挨拶して、若者が降りて行きました。
そう、彼らは今日電車で偶然乗り合わせた、初対面の、通りすがりの人たちだったんです。

そういう場面を、カナダだけでなく海外ではよく見かけました。私も話しかけられたけれど、英語がおぼつかなくて‥。いい会話、にまでは発展させられなかった。でもでも、とても楽しい時間でした。

もし私が今、10年前の自分に何かを伝えられるとしたら、「偶然隣に座った人に、話しかけてみるのもいいよ!」ということかもしれないなあと、ちょっと思いました。

カナダの電車内ほど難易度は高くなくていいので、今回の私の新入生保護者説明会のような、同じ属性の人が集まる場から、まず話しかけてみよう、と。
そうしたら、お互いの気持ちがほぐれて、心地良くなるはずだから。

そして、もしこういうことを少しでも多くの人が感じて実践したら、心地のいい時間や場所がより増えるかもしれないな、なーんて思ったりもしました。

とはいえ、人には得手不得手があるもの。こういうことがあまり苦にならない人がやればいいよね、よし、私はこれから話しかけるぞ、という気持ちを固めました。

よりよき人でありたい(になりたい)、よりよき空間をつくりたい。
まあこれも、おばちゃんになってきたからこその願望かもしれないですね。